勇者「入部させてください…」は、昔懐かしファミコン風のドット絵勇者が行く手を阻む敵をなぎ倒し、仲間を集めていく単純明快なゲームシステムに、斬新なストーリーが加わった放置系RPGです。
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勇者「入部させてください…」って面白いの?:魅力をご紹介
Cybergate technologyが運営する本作の舞台は勇者が魔王を倒した数千年後の世界。
そして主人公は中学生の「勇者」。
中学生の勇者は友だちがいなくて一人ボッチ。
部活動に入部したくても入部を断られる始末。
なんだか涙を誘う境遇ですが・・
これには理由があり、なんと魔王が勇者に復讐するために全校生徒たちから遠ざける呪いを発動させていたのです。
こうしてクラスのマドンナから衝撃の事実を知らされた主人公は、理事長室で待ち構える魔王のもとへ向かうことになりました。
行く手を遮る生徒会長や様々な部活動の部長たちをなぎ倒し、入部許可を取り付けながら。
勇者「入部させてください…」ゲームの進め方
勇者の名前は「田中」。
そんな名前の漫画があった気がしないでもないですが、理事長室へ向かう彼の前には生徒会長等様々な敵が立ちふさがります。
画面はすべて昔懐かしファミコンのドット絵で描かれ、勇者のデザインからしてさながら「くにおくん」で知られる「熱血高ドッジボール部」を彷彿とさせますね。
中学生勇者は手にした三角定規を武器に、待ち構える敵をなぎ倒して先に進んでいきます。
攻撃自体は基本オートでやってくれるのでコマンド入力等の手間は一切なし。
とはいえ、ステータスアップ等のキャラ育成はマニュアルで行う必要ありです。
敵を倒すたびにお金が増えるので、増えたお金を使って自身のレベルアップをしていきます。
また、倒した敵(クラスメイト?)はお金を払うことで仲間になり、仲間になると自動で敵に攻撃をしてくれます。
先に進めば進むほど敵は強くなってくるので、そのたびにお金の力でステータスを上げて立ち向かっていきましょう。
時折画面左上に現れる学園のマドンナ「ミュミュ」をタップして、動画広告を視聴するとかなりまとまったお金がゲットできるので育成がはかどります。
バトル画面をタップするとなぜか増殖する勇者。
低いステータスを数の暴力で補うこともできちゃいます。
行く手遮る部活動の部長たち
勇者田中は行く手を遮るクラスメイト達を倒しつつ理事長室に向かいます。
バトルはベルトスクロール式に進んでいき、各ステージとも一番奥にボスキャラが待ち構えます。
このボスキャラというのが様々な部活の「部長さん」たち。
体力づくりのランニングにこだわったりなど、文化部なのにどこか脳筋キャラの吹奏楽部長等、一癖も二癖もあるキャラ達ばかりです。
そんな個性の強い部長を倒せば晴れてその部長と友達になり、部活動にも入部できるようになります。
入部するとその部長が仲間になるだけでなく、ブラスバンド応援で一定時間攻撃力を上げたり、美術部のデッサンで勇者の数を増やしてくれたりします。
このように、半ば物理的・無理やり友達になり部活動への入部許可を取り付けつつ、魔王(理事長)退治に向かいます。
仲間になるキャラ(部長)は50人以上!
『勇者「入部させてください…」』運営会社公式のツイッターはこちら→サイバーゲート
リセマラは必要?
本作にガチャはありますがキャラを獲得するためではなく、アイテム入手のためのガチャです。
なのでリセマラは必要ありません。
ガチャからもらえるアイテムは、敵のHPを減らす「英和辞書」や入部した部活動からのサポートを使い切った時に再利用できるようになる時間を短縮する「酸素水」等があります。
ガチャを回すのには「校章バッジ」というアイテムが必要。
バトルをこなしていれば獲得できますが、リセットすることでも手に入ります。
リセットは所持金、レベルを1に戻す代わりにバッジやガチャで獲得したアイテムを持ってゲームをやり直す手段です。
とはいえ、いち早くアイテムを充実させたい場合は課金したほうがお勧めです。
校章バッジの最小購入単位は10個で120円。
最大購入単位は2,000個で10,000円。
まとめて購入したほうがお得です。
勇者「入部させてください…」のレビュー・感想 まとめ
本作のお勧めポイントはこんなところ
☑昔懐かしドット絵グラフィック
☑勇者と部長たちとのゆるゆるでテンポのいいセリフのやり取り
世界観も設定もツッコミどころ満載ですが、そんなゆるーい感じが本作のいい所なのだと思います。
突如強くなる部長対策のための育成作業になりがちですが、そんな作業にも意外と白熱するというか、思わず案外嫌にならず続けてしまいました。
ゲームが進めば進むほど、お金や能力値が「万億兆京垓秭穣溝澗正…」と気が狂うほどの単位になっていきますが、それに比例して、獲得するお金増えていくので数字の割に苦労は少ないと思います。
コツコツやる作業ゲーが好きな人には向いていると思います。
シンプルなだけにやり始めるとなかなかやめ時を忘れて没頭できる本作、あなたもプレイしてみてはいかがでしょうか。
宣伝になってしまいますが、同シリーズの『勇者「剣投げるしかねーか」』もおすすめです。
そんな、『勇者「入部させてください…」』についてお伝えしていきます。